NEVER KNOWS BESTな日々

自作小説や日記の様なもの、自分の好きをゆる〜く書いていきます。

Nirvanaとの出会い

 NirvanaVo&Gtカートコバーンは、199445日にこの世を去った。私が初めてNirvanaを知った時には既にジムモリソン、ジャニスジョプリン、ジミヘンドリクックスなどがいる27歳クラブの仲間入りを果たした後でした。

 当時、高校生の私は日本の歌謡曲をちょくちょく聴く程度で、洋楽の事など全く知らなかった。それこそ、Nirvanaなどと云う純粋なRockなど知る余地も無く、未知の領域だった。

 まだ、毒に犯される前の私だ。

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 高校一年のとある日、休み時間の教室で、何を思ったのかイヤホンで音楽を聴いている隣の子に話しかけた。

 その子は、授業中も制服の中にウォークマンを忍ばせ、袖からイヤホンを出し、頬杖を着くふりをしながら曲を聴くほどの音楽ジャンキーだった。

 「何聴いてるの?」

 「Nirvana

 素っ気なく言われたのを覚えている。あまり愛想のよくない子で、友達も少なかった。元々口数も少ない。けど、この素っ気ない会話が私と洋楽、Nirvanaとの出会いになった。

 今思い返すと、休み時間に1人音楽を聴くその子の姿が、とてもクールに見えて、私もああなりたいと思ったから話しかけたんだと思う。

 その子とは結局そんなに仲良くなる事は出来なっかたけれど、お互いにCDの貸し借りはよくした。

 

 

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 話は戻って、私が初めてNirvanaを聴いた率直な感想は

 『よく分からない』

だった。

 けれど、通学、休み時間、帰宅中。何故か暇さえあれば聴いてしまう。

 この頃の私は友達との会話よりも、Nirvanaのネヴァーマインドを優先してしまっていた。

 まるで中毒患者だ。MDとってもイヤホンとっても全然鳴り止まないのだ。

 

 それに気づいた瞬間、初めてRockを感じた。

 

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 それからはドツボに嵌った様にCDを買い漁った。当時、バイトを週六で出ていた為、結構なお駄賃を貰っていた。はずなのに、気が付いたらあっという間にCD代に消えていた。

 

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 たかが音楽と言ってしまったらそこまでだけれど。でも、Nirvanaは私にとってRockの初期衝動と、頭の悪い思春期から、少しの間自由をプレゼントしてくれた恩人で、これからも決して色褪せる事はない。

 

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 何故だか分からないけど、体育祭ではIn Bloomが頭の中で無限ループしていた。

 

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